#01
自分が使ってみて
良いものだけを商品化する
わたし達にもノアとムアという大切な家族がいます。もちろん、わたし達が生み出す商品は全て、わたし達の我が子達に使いたいものです。
愛犬が心地良く抱っこされて、
抱っこする人にとっても使いやすいもの
商品化するまでに何度も自分達で使い、我が子達の様子を見ながら、使い心地を確認しています。ボツになったものは数知れず、納得がいかないものは当然お蔵入り。
会社の資金を考えれば、短サイクルで「企画・商品化・回収」した方が効率的ですが、自分達が自信を持ってお届けしたいのでここは妥協することができません。
#02
実際に使うわんこや
人の声に耳を傾ける
もちろん、わたし達自身がドッグスリングのユーザーですが、その使い方は十人十色。実際に使うわんこ達や皆さんとお話しをするためにイベントに出店し、ご感想やご要望など直接お話しを聞いています。
体重の重たい子
雨の日でも通院が必要な子
抱っこが嫌いな子
カバンが苦手な子
などなど
色んなわんこ達と触れながら、家族の皆さんとお話しし、わたし達に何かできることはないのか考え続けています。
#03
要素をできる限り削って
本質を残す
わたし達が目指しているのは、
余分な装飾を一切排除して
無駄のない構造を追求すること。
つまり”シンプル”がかっこいいと考えています。
見た目重視の装飾や、多機能すぎて逆に使う人が混乱するような機能はつけません。
わたし達がお届けするドッグスリングは、「コンパクト」「簡単装着」「洗濯のしやすさ」を追求しました。自分のサイズにぴったりあったドッグスリングは着脱も非常にシンプルで簡単です。日常生活においてドッグスリングは頻繁に使うことはありません。使わない時が多いからこそ小さくコンパクトに収納できることも大切にしました。
もちろん、ものづくりには様々な考え方がありますので正解も不正解もありません。お客様の好みも様々です。その上でわたし達が思うかっこよさを追求していきたいと考えています。
#04
商品を改良し続ける
もちろん、現在販売しているドッグスリングは自分達が考え抜いて自信を持って販売しています。
しかし、実際に使っていただいたわんこ達や皆さんからのご感想や、さらに自分達が使い続けていく中で感じたことはすでに何度も改良しています。(本当に細かいところなのでパッと見では分からない部分が多いですが)
一旦完成したからといって思考停止するわけではなく、考え続け、進化していくことでさらにわんこ達や皆さんにとってベストなものをお届けしたいと思っています。
#05
可能な限り日本製でつくる
近江商人の極意で有名な「三方よし」という言葉があります。この3というのは「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」です。
「世間よし」において、ドッグスリングを販売させていただく上で必要な生地屋さんや資材屋さん、縫製工場さん、物流会社さんなど、持ちつ持たれつで事業を展開しているわけですからこの方達の発展無くしてわたし達はありません。
日本製でつくりたいという一番の理由は、日本のものづくり経済に少しでも貢献したいと思っているからです。商品に使う生地や縫製技術において海外製だから悪いということは全くなく、仕入先や工場によって品質は様々です。
わたし達としては、国内のものづくり経済に微力ながら貢献することが第一優先ですが、実際にお客様に販売する際にあまりにも価格が高くなってしまうような場合においては、海外で仕入れ・生産ということも視野に入れています。
執筆:黄瀬知美
愛犬:ノア9kg & ムア8kg
犬の保護活動をしたくて「ドッグスリング専門店 erva」として起業。以前は人間用赤ちゃんの抱っこ紐メーカー「
キューズベリー」を経営し、その経験を生かしてわんこ用のスリングを作りました。